私は子供の頃によく、浜崎あゆみのMVやライブ映像を見ていました。あゆのライブには必ず、セクシーな服を着て、女子の力で男性を翻弄したり、負けさせるパートがあります。
そこからかわいい素敵な女性は、男性を屈服させて従わせるものだという考えが薄っすらと、私の子供心に根付いていきました。コルセットやビスチェ、ガーターベルトを好きになったのもあゆの影響です。
中学生からは海外の歌手や映画やミュージカルにハマるようになり、映画のセリフを全部書き起こして翻訳したり、暗記していました。いつだって私が好きになる作品に登場するのは、自由で強くてセクシーな女の子でした。特に思春期にはブリトニースピアーズにハマりました。ブリちゃんもよくキャットスーツ等のフェティッシュなものを着こなしていましたね。
そんなこんなで、私は大人になると自然と女性は可愛くて自由で強いもので、男性をうまく翻弄して従わせることが本来あるべき(健全な?)姿のように思うようになりました。
M女性とS男性の組み合わせであったとしても、M女性が暗に主導権を握っているのが見て取れるとグッときます。女性の存在が絶対正義であると同時に、それに従える男性という関係性が私にとって一番しっくりきます。
なのでもし自分が男性に生まれ変わったら、M男性になると思います。そう言えるぐらいには、女性上位が好きな自信があります。
そうはいっても、未だに現実社会では男性が強い側面を見せないといけない場面もあります。ましてや私は外見Mで優しそうに見えますから、男性を従わせると少々不自然になってしまいます。なので、そういういちばん大事な関係性は奥に閉まっておくというのもありだと思います。
表面では男性を立てて、ベッドでは主人の言う事を聞く子犬みたくなるよう乳首やアナル調教し、女性がリードして抱いてあげる関係性が理想です。最終的な決定権は、女性にあるということを何度も何度も思い出させてあげるんです。逆らえないようにたくさん甘やかして「安心」で懐柔するのでもよし、「快楽」で手懐けるのでもよし。なんにせよ、そういう女性から与えられる形の無いモノで言う事を聞く男性はとってもかわいいと思います。
世間一般的の男女の関係とは少し違うかもしれないけど、共感してくれる人がいると嬉しいな。
