むぎ茶の資料室

いままで書いてきたものを残していきます。

貞操帯とペギングと

 

昨日マゾくんが素敵なお手紙を持ってきてくれました。「今日はこれを渡したかったんです」と、お仕事も忙しくて会えるのは数カ月後になるかもしれないと言っていたぐらいなのに、私に心の内を明かすためだけに時間を縫ってきてくれました。本当にありがとう。


今回のプレイでマゾくんの性癖にも変化がありましたが、実は私のほうにも変化がありました。

まずは前回使用した貞操帯。よく長期間お会いできない人から、貞操帯をつけていますと自主的に画像付きのDMを頂くことが多く、その際には「ふーん」ぐらいで回答していました。SMで使う道具という認識はありつつも、どうしてもそれを実行に移したいと思うほど興味はそそられていませんでした。しかし実物を見るとその考えが一変されました。その子の平常時でさえ窮屈そうなサイズの貞操帯に、興奮で蒸れて仕方がないペニスが押し込まれていて、一目惚れしました。素敵ですね、貞操帯って。一気に思う存分意地悪して、たくさんいじめたい欲が出てきました。


もう一つ変化したことがあります。

よく写メ日記にも書いてきたのですが、私は性交渉的な意味を持たないペニバンがあまり好きではありませんでした。女王様やS女のペニバンを悲痛な声を上げながらMが耐えるというシチュエーションをBDSMのそういう様式美として捉えていました。

今回初めて貞操帯をつけた状態でペニバンを挿入しました。それまではラップで半分マミーをされて、そのラップの上からひたすら乳首舐めをされたり、唯一使える手でディルドを持たされて、たくさん私の身体を使って男性としての生殖機能を煽られていました。おちんちんを使ってもらいたくてどうにかして触れてもらいたくて仕方がないのに、そんな中で女性のペニスを受け入れさせられるなんてすごく屈辱的だと思います。それなのに「むぎさんのおちんぽを受け入れられて嬉しいです」と言われてとても興奮しました。Sの欲を煽るのが上手ですね。あざといです。

そのとき私はいまペニバンを使ってセ/ックスをしているのではなく、ペギングをしていることを冷静に自覚しました。しっかりと加虐目的として挿入しているにも関わらず、嫌な感覚は無く何ならとても満たされました。

新しい性癖を相手と一緒に見つけられるって、SMはじめの頃なんかは簡単なことだったけど、ある程度の経験を積んできた上でそれを感じられると、それがとても貴重なことだったなとしみじみと感じます。

今後も色んな経験をして、自分の知らない一面を一緒に見つけていきましょうね。