むぎ茶の資料室

いままで書いてきたものを残していきます。

見つめるその先には

 

私は元々は他人と混じり合うようなものが好きで、Mの人と一緒にドロドロになれるようなプレイが好みです。

去年なんかは特にそうで、ウエットアンドメッシーでたくさんお客さんと汚れて、ぐちゃぐちゃになって一体になるようなものを楽しんでいました。ペニバンも相手と一体になれるところが好きだったりもします。

スパンキングをしているとキーさんなんかは「むぎさんの手が痛くなってしまうのが心配です」とよく仰ってくれます。ですが、私は自分の手に血豆ができる感覚を気に入っています。一緒になれたねって感じられるからです。



前回の日記にも書いたように、最近の私はお仕置きが好きになってきて、すごく変わったなと思います。プレイ中に相手を俯瞰して見ることが多くなりました。

今日はマゾくんのおちんぽに電流を流して、次回以降の参考にしたくて、この子ならどれぐらい耐えられるかなって、数を数えていました。多分数年前の私なら"やりたい"という感情のみでやっていたと思います。いまは感情に身を任せるだけではなく、観察することができます。(悶絶する表情がとても可愛くて、黙って真剣に見ていただけのような気もしますが...)

絞め落とすときもそうで、この子はもう私に落とされ慣れているから、これぐらいでいいかなって分かってきたりします。プレイ回数を重ねるってそういうデータの蓄積ができるから、楽しいですね。

お仕置きって叱ることだけじゃなくて、相手をぎりぎりまで持っていって、それによって起きる反応を受け止めてあげる一連の行為を指すように思います。


こうして俯瞰して見られるようになったのは、きっと歴代の先人マゾたちのおかげです。金蹴りを何百発全力でしても倒れない人や、ケインを何千発打っても平気な人がいて、その人たちが求めてくれたから今の私があります。Mの方の耐久値と経験が豊富なとき、どうしても私が一杯一杯になってしまうのですが、そういうプレイを経ていくと加減というものを嫌でも身につけられます。


一瞬一瞬の反応を逃さずに見られるようになって、最近はより一層プレイが楽しいです。あなたの身体の反応に目を配りながら、その声や表情をずっと眺めていられるのは、私だけの特等席です。