むぎ茶の資料室

いままで書いてきたものを残していきます。

私達が最も幸せになるために

『健全な肉体に健全な精神が宿る』とはよく言ったものですが

その話を一歩進めると「健全な精神の上に、健全な生活は営まれる」になります。


「お腹が空いた状態で誰かとイライラせずに喋れますか?」と聞かれると、誰しも首を横に振ると思います。

それは性欲においても同じです。


変に抑圧された環境にいるほど性癖はねじ曲がるし、欲は肥大していくばかりで、そうこうしているうちにそのストレスは、内面以外の仕事や対人関係に影響を及ぼし始めます。悪循環ですね。

現行の日本の法律はおかしくて、不貞行為を厳重に罰するくせに、性犯罪に対しては量刑が軽くなっています。

不貞行為を禁止されて満たされないから、精神活動が抑圧され、正常な状態ならしないような誤った判断を下してしまう人が出てくるのではないでしょうか。

欲があること自体は人として自然なことなのに、それと向き合う手段を奪い取ってしまうなんて、何をしたいのかがわかりません。


もちろん恋人間や夫婦間でそれを解消できるのに越したことはないけど、人間は年齢や環境に応じて常に変化していく生き物だし、生活は共にできても、性癖で相手に迷惑をかけたくなくて言い出せない、なんていっぱいあると思うんです。

お腹も満たして、自分の精神が安定した上じゃないと、家族や友人を大切にできないのではないですか。

食欲と性欲も欲としては同じです。欠乏していると、精神の安定を維持できませんよね。


私は昔、人のために尽くしすぎる事が多かったのですが、あるとき「最大幸福数」の話を聞いて、ハッとさせられたことがあります。

自分がボロボロになりながら、誰かを幸せにしても、相手の人はそれを素直に享受できるかと言えばそうではないですよね。

自分も幸せでいたほうが、誰かを幸せにできる可能性がグッと上がります。


これはM性感でのプレイに置き換えても同じです。私が「腰いてえな〜」って思いながらペギングするより、「気持ちいい、めちゃくちゃ興奮する」って思いながらするほうが、あなたもきっと楽しいですよね。

自己犠牲のもとに築く幸福は非常に脆く得られるものは小さいですが、自身も幸せになったうえで他者を幸福にできれば、得られる幸福の最大数はもっと大きくなります。


だから他人を満たすためには、まず自分からです。誰かと健全な関係を営むために、まずは自分を満たしましょう。

また自分の機嫌を自分で取れるようになることは、大人になることと同義です。今はできなくても、大人になる訓練だと思って、自分を大切にしてあげてくださいね。


「他人のために自分を大切にする」

やってみてくださいね。それにはもちろん性生活のことも入っていますよ。その手段の1つに、M性感があることを覚えておいてくださいね♡