むぎ茶の資料室

いままで書いてきたものを残していきます。

マゾかわいい

(すみません、今回私の言葉の定義付が曖昧で、マゾヒストとサブミッシブがごちゃごちゃに書いてあります。温かい目で読んで頂ければ幸いです。)


本当に変態といえど千差万別ですね。

M性感に関わっている人たちを大きく分けると、快楽主義者と、マゾヒストと、フェチがあるのではないでしょうか。でもそれぞれの要素がすべて独立しているわけではなく、ベン図みたいに重なっている部分もあって、例えばそのフェチとマゾヒストの要素を同時に持っていて、どっちの要素が強めが弱めかというのもあるでしょう。中には快楽主義:マゾヒスト:フェチ=0:0:1みたいな人もいますよね。

ぜひ皆さん自分がこの3つのどの要素が強めなのか、当てはまるのかについて考えてみてくださいね。


私はだいたいこの中でお客さんへのアプローチが決まっていて、快楽主義者の人はまず口頭で理論を説明してから、トライアンドエラーを繰り返します。またフェチの人にはいろんなアプローチをかけるのが好きで、「これは違うの?」「好き?」って声をかけてあげながら、その人の刺さるポイントを探します。ただ、マゾはなんか、ああかわいいなって...(後で話します)


不思議なことに、快楽主義的にマゾヒストみたいな行為を受ける人も一般の方からしたら「それってMの人なんでしょ?」と言われてしまいます。

私は専ら快楽主義者ですから、マゾヒストっぽい行為を受けて、例えば打撃でイケたりするんですけど、それは緊張と弛緩の身体の使い方を知っているからできるだけであって、そのマゾヒストみたいな行為自体に性的興奮を覚えているわけではありません。鞭も縄も、くすぐりも、スタンガンも、試しに初めて受けたときの感想は「ああこれはイキやすいなあ」でした。

ドミナント的な行為をして自分が興奮するようになったのは最近のことで、快楽主義的な目的や、探求心や好奇心以外の観点でプレイをするようになりました。多分(特に異性に対しての)支配的な自分の要素は、これまでチラホラ見えていたのですが、しっかり顕在化したのは初めてです。20代後半にさしかかると、性的嗜好まで変わるのでしょうか。

私は自分が快楽主義者だからわかるのですが、快楽主義的な意味でマゾヒストのような行為を受けている人よりも、「"マゾヒストだから"こうなっている」っていう状況の人ってすごくかわいいなって思います。触れると、自分とは違う生き物だなってハッキリ思い知らされる。

私は大人が通常考えられないような、(年齢にそぐわないような?)いわば情けない行為をする瞬間が好きで、幼少期の性癖が気づいたらそれで埋め尽くされてぐちゃぐちゃになっていたので、その情けない生き物としての有様がすごく私に刺さりました。多分私の支配欲が出てきたのは、このせいでしょう。

いまさらながら、ツイッターのIDをマゾかわいいにしていて良かったなと思います。

あと心当たりがある人は、しっかり名乗り出て私に情けない姿を晒しに来てください。こちとら物心ついたときからこういう性癖なもんで、ずっと飢えています。しっかり相手してもらいますからね。