むぎ茶の資料室

いままで書いてきたものを残していきます。

いけないことをしよう

私は子供の頃に初めて買ってもらった作品がハリー・ポッターでした。特にそこに出てくるスネイプ先生が大好きでした。あれが異性を好きになる感覚としては、初めてだったと思います。

スネイプ先生は当時悪者にしか見えないようなキャラクターで、色んな生徒からも嫌われるような先生として描かれていました。私はそういうところが好きで、なんだろう、子供ながらに、きっとこの男性は本当は弱いところもあるのに隠しているんだろうなとか、私だけにそれを見せてくれたら最高なのにって思っていました。

なぜか幼い頃から男性の弱さを補填するというか、そういうポジションの女性になりたいと思っていました。そのためには強くならなきゃとか、沢山頭が良くならなきゃとか子供の頃の私はよく考えていました。

誰にも見せない"弱さ"を男性が自分に見せてくれるのって、何よりもめちゃくちゃエロいなって今でも感じます。



弱さやいけないことを誰かと共有するのって、なぜか心の底から惹かれてしまいますよね。

先週、体液フェチの人と、「なんで私たちはこういうプレイが好きなんだろうね」という話になり、ふと「僕闇堕ちシチュが好きなんです」と言わました。

味方が闇堕ちしたり、悪者に洗脳されてしまうようなシチュエーションで抜けますと言われました。ロールパンナちゃんみたいな感じですかね。

私もそういうシーンは嫌いじゃなかったし、何なら見るたびに心がゾワゾワしていたので、このお話を聞いて「ああこういうフェチなのかもしれないな」と思いました。お互いにこういうシチュエーションフェチなところを誰かに喋ったのは生まれて初めてだったので、困惑しました。


私がこの闇堕ちシチュのロールパンナちゃんの話をSNSで出すと、「自分もです」と数人の方から報告を受けました。そうか、私たちは似た者同士だから好きなプレイも似てきてるいるのかと変に納得してしまいました。


いけないこと、誰にも見せられないような自分を二人の間だけで共有するって、すごく特別でエッチなことだと思います。

あなたのまだむき出しにできない部分を露わにさせて、沢山愛していじめたいです
。二人でいけないことをしましょう。堕ちましょうね。